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ロシアンブルーの葉かじり|机の緑を守る3段階

| 文:野村 太一(ペット系フリーライター) | カテゴリ:しつけ

ロシアンブルーの葉かじり|机の緑を守る3段階

ロシアンブルーが机の鉢植えを嗅いだり、葉をかじったりする前に。叱らずに植物の安全確認、机まわりの整え方、降りた先の居場所づくりを進める3段階を紹介します。

ロシアンブルーが書斎の鉢植えに近づき、じっと匂いを確かめる。そんな姿は愛らしい反面、次の瞬間に葉をかじったり、鉢土をかき出したりしないか気になるものです。

大切なのは、植物への興味そのものを叱って消そうとしないこと。クンクンと確認する行動は残しつつ、口や前足が鉢に向かう前に、猫が選びやすい別の行動へ道筋をつくってあげましょう。

まずは「嗅ぐ」と「かじる」を分けて見ます

植物の前で鼻を近づけるだけなら、すぐに追い払う必要はありません。見る、嗅ぐ、座るだけで終われるなら、その場所はロシアンブルーにとって気になる観察スポットなのでしょう。

一方、次の動きが続くなら対策の合図です。

  • 葉の先を口にくわえる
  • 鉢土を前足で何度も掘る
  • 鉢の縁に乗り、倒しそうになる
  • 留守番中にも狙える高さにある

植物は名前で安全性を確認するのが基本です。猫にとって有害な植物は多く、植物の種類によっては、かじった量が少なくても注意が必要です。名前が分からない鉢植えは、確認できるまで猫が入れない部屋へ移しましょう。植物そのものは安全とされる種類でも、植物を食べることで吐き気やおなかの不調につながることがあります。 (aspca.org)

机の上は「見てよい場所」に変える

机の角に鉢を置くと、猫は鉢を足場にしたり、葉の揺れを遊びのきっかけにしたりします。まず10分だけ時間を取り、机の上を次の形に整えてみてください。

  1. 鉢植えは机から下ろし、猫が届かない安定した場所へ移す
  2. 机の片側に、何も置かない細長い余白をつくる
  3. 床には、机を見上げられる低いクッションや小さな台を置く

鉢を守るためだけに、猫の行き場をなくさないのがコツです。床の見回り席をつくると、机へ上がる途中のロシアンブルーがそこで立ち止まりやすくなります。窓の外が見えなくても、飼い主さんの足元や本棚の気配が感じられる位置なら十分です。

降りた瞬間に、静かにいいことを渡す

葉へ口を伸ばしそうになったら、大きな声よりも先に、猫の名前をやわらかく呼びます。床の見回り席に降りたら、小粒のおやつ1粒か、短い声かけを渡します。

鉢から離れると、落ち着ける場所がある。 降りると、飼い主さんが穏やかに反応してくれる。

この流れを繰り返すと、猫にとって「鉢をかじらない」ことが我慢だけで終わりません。おやつを毎回使わなくても、数日後からは声かけと席だけで移動できる子もいます。成功した直後に伝えることを意識しましょう。

鉢土を掘るなら、遊びの終わり方を見直します

夕方や仕事の合間に鉢土を触りたがる場合は、手持ち無沙汰のまま机周りに来ているのかもしれません。鉢を片づけたうえで、近くに横置きの爪とぎを1枚置き、1〜2分だけじゃらし遊びをします。

遊びは、追いかけるだけで終わらせず、最後に床のおもちゃを前足で押さえられる場面をつくるのがおすすめです。その後に爪とぎへ誘導すると、机や鉢へ向いていた前足の勢いを切り替えやすくなります。

受診を急ぎたい様子は迷わず相談を

植物を食べた可能性があり、よだれ、嘔吐、下痢、ふらつき、呼吸のしづらそうな様子などが見られるときは、様子見を続けず動物病院に相談しましょう。植物の名前が分かるラベルや写真を用意しておくと、状況を伝えやすくなります。自己判断で吐かせようとはせず、まず病院へ連絡するのが安心です。 (cats.org.uk)

Q&A|観葉植物は全部しまうべき?

Q.匂いを嗅ぐだけなら、部屋に置いても大丈夫ですか?

A.猫が届く範囲に置くなら、植物名と猫への安全性を確認したうえで、かじる・掘る・倒すが起きない置き方にします。不安な鉢は、見せるために置くより、猫の生活スペースから外すほうが気持ちよく暮らせます。

ロシアンブルーの好奇心を否定せず、机の緑は人が楽しみ、猫には安心して見回れる席を渡す。この役割分担ができると、書斎の小さな攻防はぐっと穏やかになります。

タグ:#ロシアンブルー #しつけ #観葉植物 #困った行動 #猫の安全

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