猫の誤飲・事故を防ぐ部屋の安全対策
| 文:野村 太一(ペット系フリーライター) | カテゴリ:住まい

好奇心旺盛な猫にとって、家の中は危険もいっぱい。誤飲しやすいもの、転落や脱走のリスク、キッチンや浴室の注意点など、安全な部屋づくりのポイントを解説します。
家の中は危険がいっぱい
猫は好奇心が強く、狭いすき間や高い場所、動くものに興味を示します。人にとって何でもない物が、猫には命にかかわる危険になることも。「うちの子は大丈夫」と思わず、先回りして環境を整えましょう。
誤飲しやすいもの
- ひも・リボン・輪ゴム:腸に詰まると手術が必要なことも。
- ヘアゴム・小さなおもちゃ:飲み込みやすいサイズに注意。
- 観葉植物:ユリ科は猫に強い毒性。置かないのが安全。
- 薬・サプリ:人の薬は猫に有害。手の届かない場所へ。
床に物を置かない、引き出しにしまう習慣が予防になります。
転落・脱走のリスク
高層階のベランダや窓は転落の危険があります。網戸はロックや脱走防止柵を。玄関からの飛び出しには、二重扉やゲートが有効です。
キッチン・浴室の注意
- コンロ:使用中・使用直後のやけどに注意。チャイルドロックも。
- 熱湯・洗剤:浴室や洗濯機まわりは閉めておく。
- 生ごみ:ねぎ類や鶏の骨など、危険な食材を漁らせない。
コードと家電
電気コードをかじると感電の危険があります。カバーをつける、束ねて隠すなどの対策を。洗濯機やドラム式乾燥機は、入り込んでいないか必ず確認してから運転しましょう。
よくある質問
Q. 観葉植物を置きたいのですが。 A. ユリ科は少量でも危険です。猫に安全とされる植物を選ぶか、猫が届かない場所に。心配なら置かないのが確実です。
Q. 誤飲したかもしれません。 A. 様子を見ず、すぐ動物病院へ連絡を。何を・いつ・どのくらい飲んだかを伝えられるようにしましょう。
事故の多くは「ちょっとした油断」から。猫目線で部屋を見回して、危険の芽を一つずつ摘んでおきましょう。