夜鳴き・要求鳴きの対処法|原因別のアプローチ
| 文:野村 太一(ペット系フリーライター) | カテゴリ:しつけ

夜中の鳴き声に悩む飼い主は少なくありません。空腹・退屈・不安・体調など原因はさまざま。鳴く理由の見分け方と、原因に応じた対処をまとめました。
まずは「なぜ鳴くのか」を探る
夜鳴きや要求鳴きには必ず理由があります。やみくもに対応すると、かえって鳴き癖を強めてしまうことも。まずは原因を見極めることから始めましょう。
よくある原因と対処
空腹
夜間や早朝の空腹で鳴く子は多いものです。就寝前に少量を残す、自動給餌器で決まった時間に与えるなどで対応できます。
退屈・運動不足
日中の運動が足りないと、夜に元気が余って鳴くことがあります。寝る前にしっかり遊び、満足させてから休ませましょう。
不安・寂しさ
環境の変化や留守番への不安で鳴くことも。安心できる寝床や、においのついた毛布を用意します。
発情
避妊・去勢前の猫は、発情期に大きな声で鳴きます。手術で落ち着くことがほとんどです。
体調・加齢
シニア猫の夜鳴きは、認知機能の低下や甲状腺の病気などが背景にあることも。急に増えた場合は受診を。
やってはいけない対応
鳴くたびに反応して構ったり、ごはんを与えたりすると、「鳴けば願いがかなう」と学習してしまいます。要求鳴きには、原因を解消したうえで、鳴いても過剰に反応しない一貫した対応が大切です。
よくある質問
Q. 鳴いても無視していいの? A. 空腹や体調など正当な理由がないか確認したうえで、要求鳴きには落ち着いて一貫した対応を。原因の解消が先決です。
Q. シニアになって急に夜鳴きが増えました。 A. 病気や認知機能の低下のサインかもしれません。早めに動物病院で相談しましょう。
鳴き声は、猫からのメッセージ。「うるさい」と捉える前に、「何を伝えたいのか」を一緒に考えてあげましょう。