耳・目・歯のお手入れ|おうちでできる毎日のチェック
| 文:岡崎 みどり(シニア猫ケアアドバイザー) | カテゴリ:ケア

病気の早期発見にもつながる耳・目・口のケア。汚れの見分け方や、家庭でできるお手入れの方法、受診すべきサインをやさしくまとめました。
毎日のチェックが早期発見につながる
耳・目・口は、体調の変化が表れやすい場所です。お手入れの時間は、同時に異変に気づくチャンスでもあります。スキンシップのついでに、無理のない範囲でチェックする習慣をつけましょう。
耳のお手入れ
健康な耳はピンク色でにおいもほとんどありません。黒っぽい耳垢が多い、においが強い、しきりにかく・頭を振るといった場合は、外耳炎や耳ダニの可能性があります。
家庭では、見える範囲をコットンでやさしく拭く程度に。綿棒を奥まで入れると傷つけたり汚れを押し込んだりするので避けましょう。
目のお手入れ
少量の目やには自然なものですが、量が多い・色が黄緑色・涙が止まらない・目を細めるといった場合は受診のサインです。目頭にたまった目やには、ぬるま湯で湿らせたコットンでそっと拭き取ります。
口・歯のお手入れ
歯周病は3歳以上の猫の多くが抱えるといわれます。口臭が強い、よだれが多い、食べづらそうにするのは要注意。理想は毎日の歯みがきですが、難しければデンタルジェルやおやつから始めましょう。
こんなときは受診を
- 耳:強いにおい、大量の耳垢、しきりに気にする
- 目:黄緑の目やに、充血、開けづらそう
- 口:強い口臭、出血、食欲低下
よくある質問
Q. 耳掃除はどのくらいの頻度で? A. 健康なら頻繁に行う必要はありません。汚れが気になるときに見える範囲を拭く程度で十分です。
Q. 歯みがきを嫌がります。 A. まずは口まわりを触ることに慣らし、ガーゼ→歯ブラシと段階を踏みます。デンタルおやつの併用も有効です。
「いつもと違う」に気づけるのは、毎日見ている人だけ。お手入れの時間を、健康チェックの時間にもしてあげましょう。