ブラッシングのコツと頻度|被毛タイプ別のお手入れ
| 文:岡崎 みどり(シニア猫ケアアドバイザー) | カテゴリ:ケア

毛玉や抜け毛対策、皮膚の健康維持に欠かせないブラッシング。短毛・長毛それぞれの頻度や道具の選び方、嫌がる子への慣らし方をまとめました。
ブラッシングは「美容」だけじゃない
ブラッシングには、抜け毛や毛玉を減らすだけでなく、血行を促し皮膚の健康を保つ、しこりや皮膚トラブルに早く気づく、といった役割があります。スキンシップの時間にもなり、信頼関係づくりにも一役買います。
被毛タイプ別の頻度
- 短毛種:週に2〜3回を目安に。換毛期は毎日でも。
- 長毛種:毎日が理想。毛玉ができやすいため、こまめに。
換毛期(春・秋)は抜け毛が増えるため、頻度を上げると毛玉の飲み込みも減らせます。
道具の選び方
- ラバーブラシ:短毛種や、ブラシ嫌いの子の導入に。
- スリッカーブラシ:長毛種のもつれをほぐすのに。使いすぎは皮膚を傷めるので注意。
- コーム(くし):仕上げや毛玉の確認に。
まずは1本、その子に合うものから始めましょう。
嫌がる子への慣らし方
最初は短時間から。顔まわりや背中など、触られて気持ちよい場所から始めます。嫌がったらすぐやめ、おやつと組み合わせて「良いこと」と結びつけましょう。リラックスしている時間を選ぶのもコツです。
ブラッシングで気づける異変
- 毛玉やフケが増えた
- 皮膚に赤みやかさぶた、しこりがある
- 特定の場所をしきりに気にする
こうした変化に気づいたら、動物病院で相談しましょう。
よくある質問
Q. どうしても嫌がってできません。 A. 無理は禁物です。短時間×回数を増やす、道具を変える、おやつを使うなど工夫を。難しければトリミングサロンの利用も。
Q. 抜け毛がすごい時期は? A. 春と秋の換毛期です。この時期は頻度を上げ、毛玉ケアフードの併用も検討しましょう。
1日数分のブラッシングが、毛玉も病気の見逃しも減らしてくれます。スキンシップついでに、習慣にしてみてください。